

『笑いの正解 東京喜劇と伊東四朗』
笹山敬輔・著
本格的評伝!
カバーイラスト・眼鏡太郎
5月10日発売
四六並製 240ページ
定価1,870円(本体1,700円+税)
喜劇役者・伊東四朗、
笑って笑って66年!
粋にして骨太、スマートにして軽妙。
てんぷくトリオ、電線音頭、笑ゥせぇるすまん、「おしん」の父親、白河法皇……etc.
喜劇役者・伊東四朗の
「むかし・いま・これから」を、約百年に亘る
“東京喜劇史”を軸に鮮やかに描き出す。
「喜劇にはあらゆる役が登場します。二枚目
から老け役、女形、それこそ動物の役まで。
喜劇をやっていれば、どんな役が来ても驚か
なくなりますよ。だから私は、喜劇ができれば
どんな役でもできると思っているんです」
(伊東四朗の言葉、本書より)
伊東四朗への長時間インタビューのほか、
佐藤B作さん、三宅裕司さん、三谷幸喜さん、
演劇関係者の語る「私の尊敬する伊東さん」。
深い愛情が込められたお話は、読み応えあり!

放送は変更されることがあります
新聞等のテレビ・ラジオ欄をご確認下さいますようお願いいたします
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- 伊東四朗 -
昭和12年:東京府東京市下谷区竹町 (現在の台東区台東)にて5人兄弟の4番目として生まれる
血液型:O型

0歳
1937年 四朗生まれる
昭和12年東京は下谷区に産声をあげる。
※幼少のころの写真
※幼少のころの写真

12歳
1949年 初舞台
アマチュア劇団を主宰していた長兄に引っ張り出され浮浪児役で初舞台を踏む。
※写真は中学時代、英語部の劇、浦島太郎より
※写真は中学時代、英語部の劇、浦島太郎より

19歳
1956年 早稲田大学
就職試験にことごとく落ち、たまりかねた友人が身内の会社を紹介してくれるが、そこも落ちる。早大や東大などの生協で書籍部、食品部、食堂を掛け持ちで勤務。その傍ら歌舞伎座や軽演劇全盛の浅草、新宿、池袋などの小屋に通う。そのうち、客席にしょっちゅう居るので「舞台上から有名」になり、楽屋に呼ばれるようになる。

21歳
1958-59年 劇団「笑う仲間」
劇団「笑う仲間」が浅草・松竹演芸場で旗揚げされる。(石井均、八田圭介、水谷史郎、戸塚睦夫など)そんな時、生協から正社員の話がくる。大いに悩んだ挙句「笑う仲間」に研究生として加わる。劇団は常打ちで人気を博す。因みに最初にもらった役は、公衆便所からジッパーを上げながら去っていくというものであった。もちろんセリフなどない。

22-24歳
1959-61年 石井均一座
「笑う仲間」が解散となり「石井均一座」にかわる。新宿・松竹文化演芸場に舞台を移す。財津一郎氏加入。2人とも音楽を通じて気が合った。学生層に人気を博す。


